FSS2011
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企画セッションリスト

 企画セッションには,企画者が個別に発表を企画される「計画型」と,企画者の個別企画以外にも一般の方からの発表を募集している「公募型」がございます.「公募型」企画セッションでの発表のお申込の際には,必ず以下に記載されている企画者の連絡先まで,個別に発表のご連絡をお願いいたします.

※[at]を@に変えて下さい.
セッションのテーマ 企画者 連絡先※
計画型 ビジネス系分野への応用 古殿幸雄(大阪国際大学)
理工学分野へのファジィ理論をはじめとするソフトコンピューティングの応用に関しては,多くの研究がなされ,その成果の有用性も多く報告されている.しかしながら,ビジネス系分野に関しては,あまり浸透していない.また,ビジネス系分野には,ファジィデータや不確実データが存在し,それらを適切に処理されることが望まれている.したがって,ビジネス系分野に対して,ファジィデータや不確実データなどの分析を行う応用研究について発表する.
計画型 社会システム 藪内賢之(下関市立大学)
ソフトコンピューティング手法を用いて社会システムの構築,分析,応用の研究発表および議論を行う.
計画型 言語・テキスト解析 伴浩美(東京未来大学)
統計学的な手法を用い,試料である言語やテキストの情報解析を行い,特徴を抽出する.
計画型 パターン分類とクラスタリング 神澤雄智(芝浦工業大学)
パターン分類とクラスタリングにおける最新の研究成果発表とその議論によって当該研究のさらなる発展を目的とする.
計画型 インテリジェントWebインタラクション 高間康史(首都大学東京)
大規模かつ身近な情報源であるWebの普及は,情報収集のコストを大幅に軽減する一方,入手した情報をいかに活用するかを新たな問題として生み出しており,新しい知識処理,インタラクション設計による解決が望まれている.本セッションでは,レコメンデーションやWebトレンド,情報編纂やインタラクション設計など,知的Webインタラクションに関する最新の研究成果を発表し,議論を通じてSOFTにおけるWebインテリジェンス研究のコミュニティを活性化する機会とする.
計画型 知的インタラクティブシステム 高間康史(首都大学東京)
山田誠二(国立情報学研究所)
計算機と人間の接点が多様になりつつある現在,ユーザにとって使いやすいインタフェースを提供する知的インタラクティブシステムに関する研究が行われている.本セッションでは,制約付きクラスタリングや周辺認知技術など,知的インテリジェントシステムを実現するための要素技術に関する最新の研究成果を発表する.
公募型 ECOmp 中島智晴(大阪府立大学)
矢野良和(愛知工業大学)
yoshiyano[at]aitech.ac.jp
  遺伝的アルゴリズム(GA)や進化戦略(ES)をはじめとし,多目的最適化手法などへと利用される進化計算に関する話題について取り扱います.組み合わせ最適化手法にとどまらず進化的計算の手法や応用例研究,またこれまで進化計算を利用されることがあまりなかった分野での応用事例など,様々な事例を広く募集いたします.
公募型 安全知の共有・視覚化 広兼道幸(関西大学) hirokane[at]res.kutc.kansai-u.ac.jp
安全・安心に係わる有益な情報(安全知)を共有するための情報処理技術に関する研究が盛んに行われています.セキュアライフの創出に向けては,情報の収集・共有・ 伝達(視覚化)に関して,人間と機械のインタラクションなど,分野横断的な学際的な取組みが必要であり,ソフトコンピューティングの観点から日本知能情報ファジィ学会での主要な研究分野の一つになると考えられます.本セッションでは,セキュアライフ創出に向けた,安全・安心に係わる環境情報を情報処理機器で共有する仕組み,共有した情報のもとで人間と情報処理機器のインタラクションに関する認知・感情のモデル化,地域住民に対して安全知を分かりやすく効果的に提供・伝達(視覚化)する仕組みなどに関する研究成果を紹介をします.
公募型 建築・土木におけるソフトコンピューティングの応用 秋山孝正(関西大学)
北川悦司(阪南大学)
kitagawa[at]hannan-u.ac.jp
土木・建築分野においては、形態創生、最適設計、ファジィ制御などの実用分野へソフトコンピューティング技術の適用が試みられてきています。本セッションでは、昨年度に引き続き、ソフトコンピューティング技術をより深く進展させ,実用的な情報処理技術として広く普及させるために,ソフトコンピューティング全般に関わる応用研究の発表を期待します。
公募型 人間共生システム 前田陽一郎(福井大学)
片上大輔(東京工芸大学)
井上博行(福井大学)
maeda[at]ir.his.u-fukui.ac.jp
人間とシステム,人間とロボット,人間とエージェントなどの双方向コミュニケーションにおけるヒューマン・インタラクションを中心課題とし,人間と共生・共存できるシステムの実現に必要な要素技術の確立を目指した「人間共生システム」研究が,多くの研究者により学会横断的に進められています.本学会でも「人間共生システム研究会」が中心となって,インタラクション分野の研究活性化活動を積極的に推進しています.本学会が取り扱っている「ソフトコンピューティング」は論理性・規則性を基本とする「知的システム」と曖昧性・柔軟性を有する「人間」との間の橋渡しをする技術ですが,「人間共生システム」研究は,これらの双方向インタラクティブ・コミュニケーションにおける相互作用の解析および親和性の向上を目指しています.本セッションでは,人間と知的システムの相互作用およびコミュニケーション,ヒューマンフレンドリーロボット,ヒューマン・インタラクション,人間協調システム,ソーシャルエージェントなどの研究発表を幅広く募集いたします.
公募型 ブレイン・コンピューティング 三好哲也(豊橋創造大学)
林勲(関西大学)
miyoshi[at]sozo.ac.jp
近年,人間の記憶,学習,認識などの脳機構の解明に向けて,人間の脳と知覚に立脚した知能モデルの研究が盛んに行われています.また,脳と知覚に関わる実験およびソフトコンピューティング面からの研究は主要な研究分野の一つになると考えられ,脳生理学・脳科学の成果を積極的に取り入れつつも,それらとは対極に位置する工学的価値観からの追求も不可欠です. このような背景から,本セッションでは,特に,記憶と学習機能の解析,脳機能データ解析,ブレーンデコーディング,視覚系機能とその脳内モデルの構築,注意モデルとその工学的応用,知覚認知や学習・行動モデルの構築とそのインタラクション応用,ブレインマシンインタフェース,ブレンコンピュータインタフェース,ニューロマーケッティングなど,幅広く,生理学や認知心理学,神経科学,認知情報学,工学における基礎研究から応用研究に至るまで,脳や知覚に関するあらゆる研究紹介を致します.
公募型 感情 目良和也(広島市立大学)
市村匠(県立広島大学)
山下利之(首都大学東京)
ichimura[at]pu-hiroshima.ac.jp
現在さまざまな分野で感情に関する研究が行われています.しかし今後さらに発展していくには,これら複数の分野の知識を融合していくことが必要となってきます.本セッションでは情報工学,自然言語処理,認知科学,心理学,大脳生理学など各分野における感情研究の成果を持ち寄り,一つの分野にとらわれない幅広い視野からの感情研究のきっかけを作ることを目的とします.現在は異なる分野の研究者同士の交流を行っている勉強会を開催しています.さまざまな分野からの研究成果のご発表をお待ちしています.
公募型 行動学習 堀内匡(松江工業高等専門学校) horiuchi[at]matsue-ct.ac.jp
強化学習による行動獲得だけでなく,進化計算やニューラルネットワークによる行動学習,他者行為の認識に基づく模倣学習など様々な行動学習に関する研究が盛んに行われています.本セッションでは,それら含めた行動学習の方法論や応用事例に関する幅広い研究発表を募集します.
公募型 ファジィ推論 関宏理(大阪工業大学)
渡邊俊彦(大阪電気通信大学)
h_seki[at]ieee.org
Mamdaniがファジィ推論の概念をスチームエンジン実験装置の制御へ適用して以来,様々な分野でファジィ推論の研究と応用が行われてきた.今日まで,ファジィ制御が家電製品,自動車,ロボットの知的制御など,多岐にわたって応用されている.本セッションでは,ファジィ推論の理論と応用に関する発表を行い,ファジィ推論の更なる発展と解明を目的とする.
公募型 ラフ集合と粒状計算:基礎から応用まで 村井哲也(北海道大学)
酒井浩(九州工業大学)
工藤康生(室蘭工業大学)
murahiko[at]main.ist.hokudai.ac.jp
近年,ラフ集合と粒状計算は多様な理論的研究が行われる一方で,感性工学,データマイニング等の実データを用いた研究主体の分野においての新たな手法としても注目を集めています.本セッションでは,ラフ集合および粒状計算に広く関連する基礎的研究から実データに対する応用事例まで,幅広い研究発表を募集致します.
公募型 産業応用 野本弘平(山形大学)
藤吉誠(日立造船)
nomoto[at]yz.yamagata-u.ac.jp
知能情報ファジィ学会が取り扱うソフトコンピューティングが,実際の産業の現場でどのように用いられているか,そして人々の役に立っているかを,具体的な研究・開発の事例として発表し,議論をすることが本企画の目的である.企業関係者はもちろん,大学の研究者あるいは学生諸氏も多くの人が参加し,ディスカッションを行うことを期待している.
公募型 Android携帯端末を用いたソフトコンピューティング 市村匠(県立広島大学)
木暮祐一(武蔵野学院大学)
山口崇志(東京情報大学)
ichimura[at]pu-hiroshima.ac.jp
Android携帯電話の発売により,スマートフォンの利用が普及している.携帯電話のGPS,カメラ,音声などの機能が充実していることだけでなく,充実したGoogle Android APIの利用やWeb APIとの連携によっ て,高度なアプリケーションの開発が容易になったことが考えられる.本企画セッションでは,このような端末を用いた,ソフトコンピューティング研究の論文を広く募集する.基礎的なアイデアからクラウドコンピューティングに至るまで,ソフトコンピューティングの手法を用いた研究・開発について,ご投稿ください.
公募型 マルチメディア計算知能 生駒哲一(九州工業大学)
長宗高樹(福井大学)
小橋昌司(兵庫県立大学)
ikoma[at]ecs.kyutech.ac.jp
画像,音響,ビデオ,その他各種のセンサ信号などのマルチメディアから実務に対し有用な情報を抽出する各種の方法論を議論し,それらを包括的に発展させることで,計算知能の創成を目指す.
公募型 医療健康分野への応用 長宗高樹(福井大学)
高木昇(富山県立大学)
nagamune[at]u-fukui.ac.jp
医療健康分野においては診断を初めとした曖昧な情報を適切に提供・伝達する事が望まれる.本セッションでは,健康社会に貢献するためにこれらの情報の処理する仕組みについて,応用例に基づいて議論を行う.
公募型 Innovative Soft Computing Methodologies and Applications 市村匠(県立広島大学) ichimura[at]pu-hiroshima.ac.jp
近年,ソフトコンピューティングの研究分野において,様々な手法が提案され,多くのアプリケーションも開発されています.本セッションでは,ニューラルネットワーク,進化計算だけでなく,Swarm Intelligence,Ant Colony Optimization, Immune Systemなど,理論的研究および応用研究を広く募集します.
公募型 教育・企業の現場における実践的ファジィ・情報教育 中津山幹男(FC研究所)
秋山孝夫(山形大学)
aki[at]yz.yamagata-u.ac.jp
科学技術立国を目指す我国において,教育や企業の現場における実践的で質の高いファジィ・情報教育の一層の振興を図ることは,国際的競争力を高めることに繋がるため,大変重要である.そのため,本セッションを企画して関連した研究を募り,その研究成果を公開したい.
公募型 オペレーションズ・リサーチ 片桐英樹(広島大学)
蓮池隆(大阪大学)
thasuike[at]ist.osaka-u.ac.jp
ソフトコンピューティングおよび知能情報技術とOR手法の融合による最適化,意思決定,データ解析の理論と実社会への応用に関する最新の研究について発表および議論を行う.
公募型 ロボカップ 西野順二(電気通信大学)
鈴木秀和(東京工芸大学)
高橋泰岳(福井大学)

hsuzuki[at]em.t-kougei.ac.jp
本セッションでは,人工知能・ロボット工学等の推進・波及を目的としたランドマーク・プロジェクト「ロボカップ」に関連した研究を対象とします.ロボカップサッカー・ロボカップレスキュー・ロボカップ@ホーム・ロボカップジュニアの各分野における基礎研究,既存技術の応用例から最新研究まで,ソフト・ハードを問わず幅広く募集します.
公募型 自己組織化マップ 堀尾恵一(九州工業大学) horio[at]brain.kyutech.ac.jp
自己組織化マップはクラスタリングやデータマイニグだけでなく自律ロボットや制御,パターン認識などの幅広い分野で応用されているパワフルなツールです.さらに自己組織化マップはアルゴリズムがシンプルにもかかわらず情報理論的には非常に奥が深く,未だ発展の余地があると考えられます.本セッションでは自己組織化マップの理論,拡張,応用などに関する研究について,広く深く議論する場となることを目的としています.また自己組織化マップに限らず,他の教師なし学習法に関連する研究や自己組織化マップと脳機能との関連を議論した研究などについても募集しております.多くの方のご投稿をお待ちしております.
公募型 評価問題の数理 徳丸正孝(関西大学) toku[at]kansai-u.ac.jp
評価問題研究部会による企画セッションです.「人間の主観に関連した曖昧さの扱い」をメインテーマに,新しい評価モデルや応用システムの開発を目指した数理的アプローチを行います.

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